後援:農林水産省
結果
発表
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この部分には、自社について説明が入ります。
自社のコンセプトや理念など、大切にしていることについて説明しましょう。
お客様に一番伝えたいことを書くことをおススメします。
ハンバーグ丼

グランプリの選考経緯
一般からの公募により集まった候補丼と、「うなぎ_STYLE」編集部が選んだ候補丼は5品挙げられた。それぞれ5つの選考指標で点数化を行ったところ、上位2つに関しては合計点数は僅差で、浸透度や社会性も同じくらいあった。2品の中からグランプリを選ぶことは直ぐに決まり、選考委員全員が意見を延べ、「お店だけでなく、家でも気軽に作れる」「肉の種類を変えたり、野菜を入れることも出来る」「これまでになかったのがおかしいくらい」という声が上がった。
議論を経て、独創性・時代性・将来性を鑑みて、選考委員の満場一致で「ハンバーグ丼」を今年のグランプリとし、僅差であった「極厚カツ丼」を金賞とした。
<グランプリトロフィー
授与先>
東京・北区『榎本ハンバーグ研究所』
極厚かつ丼

金賞の選考経緯
「極厚カツ丼」に関しては、分厚く切った豚肉の塊を丼に盛り付ける見た目からの話題性と、ボリューム感がある独創性で、各地のトンカツ専門店でも提供する店が現れ、極厚カツ丼専門店も出てきたという社会性・時代性を評価した。
極厚のトンカツを調理するには、国産の銘柄豚肉を鮮度の良い状態で仕入れ、低温でゆっくりと揚げる必要があるため、今後の国内産畜産物の振興や銘柄豚の消費拡大にも繋がるという期待を含めた将来性も評価に繋がった。
<金賞トロフィー授与先>
東京・⾨前仲町『とんかつ丸七』
「おちょこ丼」
欲張りで賞

<特別賞トロフィー授与先>
『UOHIDE』渋⾕・宇⽥川店
(株式会社KayaGroup、兵庫県神⼾市)
「おまかせ海鮮丼」
地球に優しいで賞

<特別賞トロフィー授与先>
『丼丸』(株式会社ササフネ、東京都葛飾区)
「そびえる鰻⽟丼」
映えるで賞

<特別賞トロフィー授与先>
『いづも』大阪・福島本店(株式会社スパイスワークス、東京都台東区)
特別賞の選考経緯
「おちょこ丼」は、通常の丼椀よりも小さいサイズにして、海鮮丼や肉丼など異なる味を6種から10種別々に盛り付けて食べられるという独創性と、渋谷の店で提供を始めたことでのニュース頻度の高さが顕著であった。色々な食材を少しずつ食べたいという、今の消費者のニーズに的確に応えている点で、来年以降のブレイクにも期待が持てることから特別賞にした。
「おまかせ海鮮丼」は、海産物の価格が円安などで軒並み上がる中、メニューと食材を決めてしまうと価格やボリュームの維持が難しくなるため、時節で最もお得な海産物を提供する「おまかせ」にすることで、価格をリーズナブルに維持出来る新しい発想を取り入れた時代性が評価され、食材の無駄を無くすこともできることから地球に優しいで賞とした。
「そびえる鰻玉丼」は、従来の鰻玉丼よりも極厚の卵焼きをご飯にのせ、更に鰻蒲焼をのせることで見た目のインパクトが増し、写真投稿サイトで話題になり、提供する店を増やした。鰻丼をこれまで食べなかった若者や女性にも、消費層を拡げた独創性と話題性を評価して映えるで賞を授与することにした。
一昨年からスタートした『日本流行丼大賞』は、時代を彩った丼を記録すべく、選考基準を設け、専門家による選考委員会でその時々に人びとの支持を集めた丼を記録・表彰しています。
3回目を迎える今年は、丼についての⼼温まる思い出や、感動や驚きのあった⾷材や味付けであった丼、「最⾼」と⼈に薦められる丼を「私の最⾼丼」として募集しました。
応募頂いた作品の中から選考委員会による厳正なる審査の結果、グランプリ1作品と特別賞2作品を決定いたしました。それぞれの作品で登場した丼の名前と、選考委員会が考えた受賞名を合わせて発表致します。
「美髪丼」
⼩野⽥ 悦⼦(東京都)
『今、私にとっての最高丼は名付けて「美髪丼」です。最近抜け毛や白髪、髪のツヤが気になるのと、パンより断然お米派の私が作る丼です。
大好きな牡蛎に薄く粉をはたき、軽くオリーブオイルでソテーします。そこにバターも加え風味をつけ、醤油と味醂と酒を同割にしたものを廻しかけ少し煮詰めます。細切りピーマンを炒めて塩コショーしたものと、細切りの油揚げをカリカリに焼いたものと一緒にご飯に載せ、煮詰めたタレを全体にかけて最後にもみ海苔たっぷりとゴマを散らします。
髪によい栄養素のタンパク質・亜鉛・ビタミン・イソフラボン・鉄などが摂れるよう考えた、味も食感も楽しめる最高の丼です。』
「モロヘイヤ丼」モロヘルシー賞
岡⽥ 満(神奈川県)
『自分で発明した「モロヘイヤ丼」です。とろろ芋をご飯にかけるように、茹でたモロヘイヤを丼に盛った熱々のご飯に載せ、めんつゆをかけて出来上がりです。モロヘイヤのネバネバとめんつゆの風味、モロヘイヤの繊維質の歯ごたえが食欲を増し、ご飯がおいしく頂けます。』
「ゴーヤチャンプルー丼」ちむ丼丼賞
野本 優和⾥(東京都)
『「ちむどんどん」というNHKの朝ドラでは、沖縄料理を作っていて、主人公が楽しそうに料理を作るところが、わたしに似ていてとても親近感を持って視聴していた。
それで主人公のように、ゴーヤチャンプルーをわたしなりにこさえて出来たのが、ゴーヤの他にも食材をアレンジして炒めたゴーヤチャンプルー丼だ。これが、わたしのオススメ・1番の丼物だ。』

『日本流行丼(りゅうこうどん)大賞』設立の趣旨
丼(どんぶり)は江戸時代に誕生して以来、地場の食材を使う庶民のソウルフードであり、今でも多くの人々の嗜好を満足させる大衆の味である。
外食や中食で丼は、気軽に食べられ、価格も高くないことから、どの販売形態でも購入可能であり、その時々の社会情勢による流行に影響を受けやすい食事だと言える。流行の影響を受けやすい食事であることは、時代の変革に敏感に丼は反映され、場合によっては消えていく可能性も秘めている。
鰻と丼の情報発信サイト『うなぎ_STYLE』では日本が誇る食文化を次世代に継承し、世界に広めるために、時代を彩った丼を記録していく重要性を感じ、選考基準を設け、専門家による選考委員会で、その時々に人々の支持を集めた丼を『日本流行丼大賞』として毎年記録し、表彰していくことにした。
選考委員会の選考基準と選考委員
日本流行丼大賞2022 の≪選考方針≫
- 今年注⽬が集まった丼、ブレイクした丼
- 時代や社会の動向によって⽣み出された丼
- 特徴的な美味しさや斬新な発想で構成され、安⼼安全で健康的な丼
- ⼈々に愛され、歴史に残す価値があり、世界に広めたい丼
選考基準(指標)
- 知名性・浸透度(Popularity)どれだけ⽇本で浸透しているか、幅広い世代に⽀持されているか
- 社会性・販売度(Sociality)個⼈飲⾷店、チェーン店、コンビニなど多彩な⽅法で販売されているか
- 話題性・ニュース頻度(Topicality)メディアや SNS で幅広く取り上げられたか
- 独創性・創意度(Originality・Uniqueness)従来の丼と⽐べて、料理としての独⾃性がどれだけあるか
- 時代性・適時性(Timeliness)2022年を代表する丼としての時代性や適時性がどれだけあるか
- 将来性・期待度(Promising)2023年以後も味の⾯や健康⾯で知られ、定着する必要があるか
※最終選考委員会ではそれぞれの指標を数値化した選考指標を準備、検討の参考資料とした
選考委員会
選考委員長:中西 純一
(『うなぎ_STYLE』編集長):丼のトレンド
<プロフィール>
日本初の鰻と丼の情報発信サイト『うなぎ_STYLE』を立ちあげ編集長に就任。中国留学時代に食ビジネスのグローバル化を目の当たりに。帰国後は作家・TVディレクターとしてアジアの食のトレンドを追いかけながら食文化の研究も行う。
著書に『エイジアンデザート』(3Aネットワーク社,1999年)『本当に美味しい中国料理が食べたい』(NTT出版,2005年)、共著に『活きている文化遺産デルゲパルカン』(明石書店,2003年)等がある。
2022年4月からは一般社団法人未来社会共創センターライフスタイル事業部門・食と食物の未来戦略研究班の統括研究員を拝命。
現在は鰻と丼を主軸にした飲食ビジネスの発展に寄与するべく取材を行いながら、業界の応援団として企画・提案を行っている。
https://bgi-japan.co.jp/company/staff/

選考委員
関谷 剛
(東京大学未来ビジョン研究センター ライフスタイル研究ユニット客員准教授・医師);新生活様式の研究
<プロフィール>
信州大学医学部を卒業後、東京大学附属病院、国立国際医療研究センター等に勤務。その後、東京大学大学院医学系研究科アレルギーリウマチ学に入学し、免疫アレルギーや予防医学を研究、医学博士を取得。産業医、労働衛生コンサルタント、独)医薬品医療機器総合機構の専門委員や厚生労働省委託事業の経験もある。
現在は埼玉医科大学や東京大学未来ビジョン研究センター ライフスタイル研究ユニットの客員准教授等で勤務している。

辻 幸一郎
(辻安全食品(株)代表取締役社長);食の安全、日常食のトレンド
<プロフィール>
多くの医師の協力を得てアレルギー対応食品の開発を長年手がけ、全国の病院や保育園、大手航空会社の国際線機内食を提供している辻安全食品株式会社の社長。
「アレルギー体質は変化の激しい現代社会の生活環境に敏感に反応出来る素晴らしい能力だ!」という信念のもと、講演を精力的に行い、全国でアレルギーや発達障害の子供達の支援も行っている。
健康食文化協会代表理事、健康医療コーディネーターでもある。

吉田 美津江
(株式会社フライメディア 顧問);日本を含むアジアのメディア情報とトレンド全般
<プロフィール>
中華圏の映像コーディネート及びリサーチ、タレントマネージメント、ライブ動画配信などを行い、年間400本以上の番組に関わっている株式会社フライメディアの代表取締役から今年顧問に。
20年年来、メディア視点で中華圏と関わり続け、中華圏の流行や人物、おもしろ動画、映像ビジネスなどに精通している。
プライベートでは、コーチング認定資格を取得し、コーチンングセッションも行っている。趣味はランニング、ヨガ、旅行など。

熊谷 好真
(東京新聞 ビジネス開発部長);メディアトレンド
<プロフィール>
岐阜県中津川市出身で大学卒業後、中日新聞社に入社、名古屋本社で広告局に配属された後、東京本社に転勤し、東京での勤務が長い。
新聞および新聞広告から社会の動きを捉えながら多くの企業に課題解決型の企画を提案。紙面企画はもちろん多くの読者が参加するイベントを実施してきた。
名古屋グルメはもちろん、東京はじめ全国の食に対する興味は日々尽きない。令和4年7月より東京本社ビジネス開発部長に就任、新聞社のリソース活用にリアルとデジタルの両面から取り組んでいる。





『日本流行丼大賞 2022』
実行委員会
主催:うなぎ_STYLE 編集部、東京新聞


後援:農林水産省
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社 BGI JAPAN ⽂化事業部
『うなぎ_Style』編集部:中⻄、⼾⽥
〒101-0051 東京都千代⽥区⻄神⽥ 2-3-7
E-mail:unagi-infounagi-style.com
会社 HP:https://bgi-japan.co.jp
うなぎ_STYLE:https://unagi-style.com